■山本高樹『雪豹の大地 スピティ、冬に生きる』発売記念 4/24~5/19 写真展、4/26トークイベント開催のお知らせ

 

《標高4200メートル、極寒の高地で、巡り巡る命を見つめ続けた日々の物語》

 

著述家・編集者・写真家の山本高樹さんの『雪豹の大地 スピティ、冬に生きる』(雷鳥社)が4月下旬に発売になるのを記念して、当店で写真展とトークイベントを開催します。

 

ヒマラヤの山奥深くに棲まう幻の獣、雪豹。全世界での推定生息数は8000頭に満たず、険しい高山地帯に生息しているため、野生下では目撃することすら困難とされている動物だ。そんな雪豹たちのあるがままの姿を見届けるため、写真家はインド北部のチベット文化圏、スピティに旅立った。

 標高4200メートルの極寒の高地。狩る者と狩られる者の命のやりとり。自然の摂理の中で儚い生を生きる、雪豹、狼、狐、アイベックスなどの動物たち。その傍で、大いなる存在への畏れと祈りとともに暮らす人々。ひと冬の間、彼らとともに過ごした日々の中で、写真家が巡り会ったのは……。》

――(出版社の『雪豹の大地 スピティ、冬に生きる』紹介文より)

 

幻の獣とも呼ばれる野生の雪豹の撮影を目的に、山本さんはインド北部山岳地帯・チベット文化圏のスピティで一年前の冬を過ごしました。その日々の中で、山本さんが出会った、稀有で生々しく、そしてかけがえのない光景。極寒の高地で、巡り巡る命を、見つめ続けた日々の物語。雪豹や野生動物たちの躍動感のある姿、スピティの祭礼や高地の村の様子など、貴重な写真の数々も収録した一冊です。

 

当店での本さんの写真展・イベントは、『冬の旅 ザンスカール、最果ての谷へ』『旅は旨くて、時々苦い』『ラダック旅遊大全』に続き4回目となります。山本さんが雷鳥社から発行するインド北部山岳地帯・チベット文化圏を対象地域とした本は、

・『ラダックの風息 空の果てで暮らした日々(新装版)』(2016年8月)

・『冬の旅 ザンスカール、最果ての谷へ』(2020年4月)

と、それぞれ「ラダック」「ザンスカール」を対象地域として来ました。今回の対象地域は「スピティ」で、これまでの2作と合わせた「三部作」という位置付けになります。

 

山本さんはこのエリアを10年以上前から何度も訪れ1年以上滞在したこともある、日本におけるこのエリア取材の第一人者。近年は観光地としての開発も進み、このエリアの変化も感じているそうです。写真展とトークイベントで、直接その仕事と生の言葉に触れ、異国での動物と人間の生の営みを感じて頂けたらと思います。 

【4/17頃発送予定/予約受付中】ポストカード1枚、しおり1枚付き『雪豹の大地 スピティ、冬に生きる』(雷鳥社)

https://porvenirbookstore.stores.jp/items/67c56149818613002c902d66

《山本高樹さん撮影・雪豹のポストカード》

【4/17頃発送予定 部数限定 特典付き3冊セット予約】 山本高樹 『雪豹の大地』『冬の旅』『ラダックの風息』(雷鳥社) 三部作3冊セット

https://porvenirbookstore.stores.jp/items/67c6c24759de6b0215b37685

■写真展開催(4/24~5/19)

山本さんが一年前の冬にインド北部山岳地帯のスピティで撮影した、雪豹とアイベックスの写真をパネル展示いたします。自然の雄大さを体感していただける内容で、すべて今回初公開の作品です。

※期間中の一日、山本さんの在店を予定しています。日程は決まり次第お知らせします。

 

・期間 2025年4月24日(木)~ 5月19日(月)※期中休日あり(火曜定休、水曜不定休、GW中はイレギュラー)

・場所 ポルベニールブックストア

・協力 雷鳥社

  

■書籍販売

期間中、山本さんの著書全点、およびヒマラヤ・チベット文化圏に関する書籍の販売も行います。

 

〈山本高樹さん著書〉

・『ラダックの風息 空の果てで暮らした日々(新装版)』(雷鳥社) 

https://porvenirbookstore.stores.jp/items/5eb4bc4d34ef014f282a5ce9

・『冬の旅 ザンスカール、最果ての谷へ』(雷鳥社) 

https://porvenirbookstore.stores.jp/items/5ea93d2e55fa0343321da8a3

・『ラダック旅遊大全』(雷鳥社) 

https://porvenirbookstore.stores.jp/items/656e736349abed1af37cc6db

・『インドの奥のヒマラヤへ ラダックを旅した年間』(産業編集センター)

https://porvenirbookstore.stores.jp/items/60c30632933e9b54ea664874 

・『旅は旨くて、時々苦い』(産業編集センター)

https://porvenirbookstore.stores.jp/items/633948b9c15c5a7672f2fd90

■4/26 山本高樹×星泉トークイベントTibet Spiti Ladakh 高地に生きる人間と動物の過去・現在・未来」

 

4/26(土)の夜、著者の山本さんとゲストの方とのトークイベント「Tibet Spiti Ladakh 高地に生きる人間と動物の過去・現在・未来」を開催します(会場参加&オンライン視聴)。

 

山本さんと対談をするのは、チベット語とチベット文学の研究のかたわら、多数のチベット文学作品の翻訳を手がけている、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授の星泉さん。チベットやスピティ、ラダックなどの苛烈な高地で暮らす人々にとって、雪豹をはじめとする野生の動物たちはどのような存在であったのか、それぞれの視点から語り合っていただきます。どうかご期待ください。

 

●開催概要

・日時:2025年4月26日(土) 18:30~20:10(※18:10開場 通常営業は16:40終了)

・会場 ポルベニールブックストア(神奈川県鎌倉市大船3-4-6 清水ビル1階D)オンライン配信あり

・参加費 税込1,600円(会場参加、オンライン視聴とも) 

・出演 山本高樹さん(著述家・編集者・写真家)

    星泉さん(東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所教授)

    ※終了後に30分程度、サイン会の時間を設けます(著書のご購入をお願いします)。

 

●お申込み方法 

①会場参加、②オンライン視聴で、それぞれお申込み先が分かれます。                                                        

①   会場参加の場合(定員12名、定員になり次第締め切ります)

お名前、ご参加人数、メールアドレスをご明記のうえ、タイトルを「4/26トークイベント申込」として、メールにて porvenirbookstore アット gmail.com (アットはアットマーク) あてにお申込み下さい。お電話または店頭でも承ります。定員になり次第締切ります。参加費は当日会場にてお支払い下さい。

②   オンライン視聴の場合(「ZOOM」のウェビナーを使用。2週間のアーカイブ視聴付き)

※申込受付準備中。しばらくお待ちください。

 

●著者/出演者プロフィール

■山本 高樹(やまもと・たかき)

著述家・編集者・写真家。2007年から約1年半の間、インド北部のラダックを中心としたチベット文化圏に長期滞在して取材を敢行。以来、この地域での取材をライフワークとしながら、世界各地を飛び回る日々を送っている。主な著書に『ラダックの風息 空の果てで暮らした日々[新装版]』『ラダック旅遊大全』(雷鳥社)、『インドの奥のヒマラヤへ ラダックを旅した十年間』『旅は旨くて、時々苦い』(産業編集センター)など。『冬の旅 ザンスカール、最果ての谷へ』(雷鳥社)で第6回「斎藤茂太賞」を受賞。最新刊『雪豹の大地 スピティ、冬に生きる』(雷鳥社)。

https://ymtk.jp/ladakh/

 

 

■星 泉(ほし・いずみ)

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授。専門はチベット語、チベット文学。研究のかたわらチベットの文学や映画を紹介する活動も行っている。『チベット文学と映画制作の現在 SERNYA』編集長。主な訳書にラシャムジャ『路上の陽光』(書肆侃侃房)『雪を待つ』(勉誠出版)、ツェワン・イシェ・ベンバ『白い鶴よ、翼を貸しておくれ』(書肆侃侃房)、『チベットのむかしばなし しかばねの物語』(のら書店)、編訳書に『チベット幻想忌憚』(春陽堂書店)など。ツェリン・ヤンキー『花と夢』(春秋社)の日本語訳で第61回日本翻訳文化賞を受賞。

 

●ご来場のお客様へ 感染症防止対策についてのお願い

感染症防止対策として、入口と奥の2ヶ所を解放して常に空気が流れるようにし、十分な換気に努めるようにいたします。併せて、

・マスクの使用(任意)

・入口でのアルコール消毒液の使用

・平熱以上の熱のある方、咳が続く方、体調不良の方は参加を見合わせる

など、お客様のご協力もお願いいたします。

 

キャンセルについて

・キャンセルは前日までにお願いします。当日のキャンセル、連絡なきキャンセルは参加費全額を頂戴します。

 

●お問合せ

ポルベニールブックストア TEL:0467-40-5102 E-mail:porvenirbookstore アット gmail.com (アットはアットマーク)