<「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」の青木真兵さんと「おはなし」する>
人口約1700人、奈良県の東吉野村に「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」をつくった青木真兵・海青子夫妻。縁もゆかりもなかった奈良の山村に移住し、自宅を開放するかたちでつくった人文知の拠点は、遠方からも人を呼び込む地域の磁場となりつつあります。
9月下旬に発売になる『山學ノオト3(二〇二一)』(エイチアンドエスカンパニー)は、青木夫妻が、仕事に、生活に、山村と街を、あるいは彼岸と此岸を往復しながら綴った日記に、エッセイや草稿「研究ノオト」を収録した日記帳。資本主義と権力、人権や経済、そして自身の体調のこと――自粛やオンライン会議が日常化していく中で考えた、二〇二一年の記録です。
■『山學ノオト3(二〇二一)』(エイチアンドエスカンパニー)
https://porvenirbookstore.stores.jp/items/632afa04f308657d54ac4c4a
9/24(土)の夜に、青木真兵さんにご来店頂き、「おはなし会」を開きます。
青木さんは、著書『手づくりのアジール』で、「ルチャ・リブロ」をアジール(避難所)的な場だとしています。市場原理が全ての都市から離れて、奈良の山村という自然豊かで市場原理が全てでない地で人文系私設図書館という「アジール」を開き、障害者の就労支援や大学での講師などの仕事もしている青木さん。都市と農村、市場原理の世界とそれだけではない世界、彼岸と此岸...2つの対比される場を「いったり来たり」する青木さんが日々考えていることは? ご来場の方との双方向のやりとりの時間を長めに取り、誰もが気軽に「おはなし」できる場とします。ぜひ青木さんと「おはなし」してください。
オンライン配信はせず、少人数(最大14名)でこじんまりと実施します。
青木海青子・青木真兵『本が語ること、語らせること』(夕書房)
青木真兵『手づくりのアジール 「土着の知」が生まれるところ』(晶文社)
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●9/24 『山學ノオト3(二〇二一)』発売記念 青木真兵「おはなし会」※満席となりました
・日時 2022年9月24日(土)18:30~20:00(18:15開場)※通常営業は17時30分終了
・場所 ポルベニールブックストア(大船駅東口)
・出演 青木真兵(人文系私設図書館ルチャ・リブロ)
聞き手:金野典彦(ポルベニールブックストア)
・備考 終了後サイン会実施予定。サインご希望の方は著書のご購入をお願いします。
〈ルチャ・リブロ外観〉
●お申込み方法 ※満席となりました
お名前、ご参加人数、メールアドレスをご明記のうえ、タイトルを「9/24おはなし会申込」として、メールにて porvenirbookstore アット gmail.com (アットはアットマーク) あてにお申込み下さい。お電話または店頭でも承ります。定員になり次第締切ります。
・募集定員:14名(椅子席)
・参加費:税込1500円 ※当日会場にてお支払い下さい
●出演者プロフィール
■青木真兵(あおき・しんぺい)
1983年生まれ、埼玉県浦和市に育つ。「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」キュレーター。古代地中海史(フェニキア・カルタゴ)研究者。博士(文学)。社会福祉士。2014年より実験的ネットラジオ「オムライスラヂオ」の配信をライフワークにしている。2016年より奈良県東吉野村在住。現在は障害者の就労支援を行いながら、大学等で講師を務めている。著書に『手づくりのアジール』(晶文社)、妻・青木海青子との共著『彼岸の図書館──ぼくたちの「移住」のかたち』(夕書房)、『山學ノオト』シリーズ(エイチアンドエスカンパニー)などがある。
●ご来場のお客様へ 感染防止対策についてのお願い
コロナ禍は続いていますので、店は
・入口と奥の2ヶ所を常時解放し、サーキュレーターを回して強制的に空気が流れるようにし、十分な換気に努める
・最小限の人数で、席はお客さん同士の距離を広く保てるように配置する
などの、感染防止対策を取ります。
・不織布以上の性能のマスク着用(性能の劣る布やウレタンのマスク等は不可)
・入口でのアルコール消毒液の使用
・平熱以上の熱のある方、体調不良の方は参加を見合わせる
など、お客様のご協力もお願いいたします。
●お問合せ
ポルベニールブックストア TEL:0467-40-5102 E-mail:porvenirbookstore アット gmail.com (アットはアットマーク)
■ポルベニール ブックストア(Porvenir bookstore)
TEL/FAX : 0467-40-5102
E-mail: porvenirbookstore *アット gmail.com
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